列車ダイヤについて -- 3-7 新大阪駅の地下は誰のもの??
2018年7月10日
3-7 新大阪駅の地下は誰のもの??
新大阪駅は、東海道新幹線と新幹線改札内は東海旅客鉄道(JR東海)の管轄、山陽新幹線と在来線並びに在来線改札内は西日本旅客鉄道(JR西日本)の管轄
です。(出典はWikipediaです)
博多駅もJR西日本が管轄の部分とJR九州が管轄の部分があって、駅の建物のなかに固定資産の管理境界があります。
ところで、中央新幹線(リニア中央新幹線)(JR東海)と北陸新幹線(JR西日本)も新大阪駅への乗り入れの構想があるそうです。
両者が地下で同じホームで乗り換えできるようになれば、便利になるだろうというのが今回のコラムです。
具体的な計画について、述べているものではありません。ただ、利用者のひとりとして、そうなれば便利だなというだけです。
名古屋駅でも、リニア中央新幹線と東海道新幹線が接続します。しかもどちらも、JR東海が管轄しています。
しかし、両者を同じホームで乗り換えるのは無理です。
素人考えですが、片方は高架、もう一方は地下、しかもルート的に完成予想図で見ると、両者はほぼ直角に交差しています。
どうみても、両者を同じホームで乗り換えるようにはなりそうにありません。
将来的には、品川駅での乗り換えと新大阪駅での乗り換えがより重要になりそうです。
品川駅での乗り換えに関しては、東北新幹線と東海道新幹線が東京駅で接続するかどうかが、
JR東日本の新幹線から、リニア中央新幹線への乗り換えでは重要になりますが、ここでは話を新大阪駅にもどします。
仮に、中央新幹線(リニア中央新幹線)(JR東海)と北陸新幹線(JR西日本)も新大阪駅へ乗り入れるとして、
地下は土地を所有している者の所有かもしれません。しかし、地下の建築物は、土地の所有と切り離して、
中央新幹線(リニア中央新幹線)はJR東海が管轄、北陸新幹線はJR西日本が管轄ということになるのだろうと思います。
両者が地下で同じホームで乗り換えできるようになると、ホームの真ん中に、固定資産の管理境界の表示が置かれるかもしれません。
両者が同じホームで乗り換えできるようになると、便利になるというのは、北陸新幹線が山陽新幹線に接続するのが前提です。
本当に北陸新幹線が山陽新幹線に接続するのかどうか知りません。
仮に、東京駅でもJR東日本の新幹線と東海道新幹線が接続し、新大阪駅で北陸新幹線と山陽新幹線が接続すると、
全国規模の相互直通運転となり、ダイヤがどのようになるかは、非常に楽しみです。
それでも、両者が同じホームで乗り換えできるようになると便利になるというのは、逆に言えば、地下の中央新幹線(リニア中央新幹線)から、
現在の新大阪駅の新幹線に乗り換えるとなるとなると相当不便だろう思うということです。
現在の新大阪駅の新幹線でも、21番線・24番線などの列車から、20番線始発の列車に乗り換えるだけでも相当不便で、
東海道新幹線から山陽新幹線に直通する列車からの乗り換えなら、新神戸駅で乗り換えるほうがはるかに便利です。
もし、両者が同じホームで乗り換えできるようになり、北陸新幹線が山陽新幹線に接続すると、
山陽新幹線の駅から列車を利用する人は、列車を選べば、米原・岐阜方面にも、北陸方面にも、リニア中央新幹線にも、
階段などの段差なしに目的地の駅まで行けるようになります。
ドア・ツー・ドアの輸送ができないのは、鉄道の弱点です。
将来、大規模な長い区間の鉄道を新規に開業するというのは、日本国内ではあまりないかもしれません。
しかし、最近発表されたように近鉄で、同じ会社のなかでも軌間が異なる場合に、軌道間隔を変更して
両者を直通できる車両を開発する、あるいはDMV(デュアル・モード・ビークル)のように、
列車が走るための軌道と自動車が走るための道路を乗り換えなしに直通して運行できるようにするなどの、
便利にバリアフリーにするような投資は、常に続けていく必要があると思います。
あわせて駅での乗り換えを便利にバリアフリーにすることは、直通運転に匹敵するくらい重要なことになると思います。