列車ダイヤについて -- 3-4 列車番号の話
2018年3月17日
3-4 列車番号の話
のぞみ1号は、1A のぞみ281号は、9281A というように、
列車には番号がついています。
東海道・山陽新幹線では運行管理はCOMTRAC(コムトラック)というシステムを用いて行われています。
九州新幹線では九州新幹線指令システム(SIRIUS)で運行管理しています。
同じシステムの中では、異なる列車に同じ列車番号が使われることはありません。
さらにシステム内では、1Aではなく、0001という4桁の数字で管理されています。
東海道・山陽新幹線と九州新幹線では、のぞみ306号は、9306A 、つばめ306号 5306A というように
3桁の数字では同じだけれど、4桁の数字では異なるという列車もあります。
つばめ306号は小倉行ですが、それ以外の東海道・山陽新幹線の列車は、営業列車に限れば、3桁の数字でも同じものはありません。
東北新幹線のやまびこ201号は、201Bで、JR東日本の新幹線の運行管理システム、COSMOSの中では、
0201という4桁の数字で管理されています。東海道・山陽新幹線ののぞみ201号は、201Aと列車番号では異なりますが
システム内の4桁の数字ではまったく同じです。
システムが別ですし、線路も繋がっていないので問題になりません。
しかし、北陸新幹線が新大阪まで伸延すれば、運行管理システムが異なるので問題はないけれど、
まぎらわしいという事態が発生するかもしれません。
どうしても細かなことだけが気になって、(肝心なことが気にならないのが)ボクの悪いクセですから、
いささか釈然としません。
もっとすっきりする列車番号の決め方はないのかというのが、今回の話題です。
下りが奇数、上りが偶数。 A線・B線と呼ぶ会社もあるようですが、奇数と偶数を方面別に使うという考え方は
ほぼすべて共通のようです。
そこで、あくまで可能性のひとつとして、201Aや201Bのような使い慣れた列車番号はそのままにして、
例えば論理番号と呼ぶとして、別の物理番号を新設するという考え方はいかがでしょうか?
地上デジタル放送で、1ch、5chなどの呼び方は全国共通ですが、実際に使われているチャネルの周波数は
地域により異なるようなイメージです。
あるいは、あくまで異なる可能性のひとつとして、列車番号(name)はそのままにして、namespaceを新設するという
考え方はいかがでしょうか? プログラムでライブラリーをインクルードする時などのように、
import android.view.View; のなかで、ただViewといえば同じ名前がいくつもあるかもしれないけれど、
android.view.View と言えば、世界中で他のものと競合することはないというものです。
一度偶然に山陽新幹線を利用した日に、沿線火災で大幅に列車が運休したことがあります。
その時、のぞみ69X号のような臨時列車がのぞみ15号のダイヤで新大阪〜博多間で運転されていました。
そこで、のぞみ15号の指定券をお持ちの方は、のぞみ69X号をご利用くださいというような案内が頻繁にされていました。
しかしその時、のぞみ15号と言って案内するほうが、多くのことがスムーズになったのではないでしょうか。
本来ののぞみ15号は東京駅で停まっているはずだとか、新大阪始発なら乗らないと言って文句をいう人はほとんどいなくて、
わかりやすいと感じる人がほとんどだと思います。
現在のシステムでは、異なる列車に、0015という同じ番号をつけることはできませんが、
namespaceを新設すれば、nameは、のぞみ15号、15A で共通にして、
namespaceに臨時列車であることや、走行区間などを記述します。
namespaceを新設すれば、列車ごとに記憶域がたくさん必要になりますが、昔のシステムでは重大な問題だったことも、
現在のシステムで、テキストデーターでメモリー容量が問題になることはありません。
アメリカのアムトラックの長距離列車のように、24時間を超えて何日も走っている列車では、同じ列車番号の列車が複数本
走っていることになります。地域毎に運行管理をしているので、問題にならないのかもしれませんが、
namespaceプラス列車番号(name)という形にすれば、特定の列車を指定できます。
列車の走行記録などの管理データーを保存する場合を考えても、
namespaceプラス列車番号(name)で何年間にもわたって特定の列車を指定できれば、
便利になると思います。