列車ダイヤについて -- 2-9 熱海駅だけこだまの時刻が変わるのはなぜ?

                                    2016年3月26日

  熱海駅だけこだまの時刻が変わるのはなぜ? 
前回、2-8 こだまは岡山駅で33分間何を待つの? のコラムで、
東海道新幹線は、こだまがほぼ一日中名古屋行きと新大阪行きが30分間隔で走っており、
のぞみやひかりの停車駅もパターン化しているので、こだまのダイヤも左右対称になっているのだと思います。と書きました。
そこで、たしかに左右対称ですが、熱海駅でこだまの時刻が一時間おきに変わるのはなぜか?どうしても気になります。

具体的には、
熱海駅             下り                   上り
    こだま647号(名古屋行き) 11:15 発      こだま640号(名古屋発) 11:29 発
    こだま651号(名古屋行き) 12:12 発      こだま644号(名古屋発) 12:32 発
    こだま655号(名古屋行き) 13:15 発      こだま648号(名古屋発) 13:29 発
    こだま659号(名古屋行き) 14:12 発      こだま652号(名古屋発) 14:32 発
 
となっています。
一時間おきに同じ時刻で発車するので、あまり気にする必要もないかもしれませんが、
何が違うかみると理由はすぐにわかります。
下りでみてみると、名古屋行きのこだまの7分後に東京駅を出発する、新大阪行きのひかり、が小田原停車か豊橋停車で
この差がうまれます。
東海道新幹線の熱海付近のダイヤを、表示します 
こだま647号の7分後に東京駅を出発する、ひかり509号は豊橋停車です。
小田原は通過なので、こだま647号を小田原で追い越します。
こだま647号は小田原でのぞみ25号とひかり509号を待ち合わせるので、5分停まります。そこで次の熱海駅の到着も遅くなり
熱海駅の発車も遅くなります。
しかし、こだま651号の7分後に東京駅を出発する、ひかり511号は小田原停車です。
そこで、こだま651号は小田原でのぞみ29号だけ待ち合わせて、2分停車です。そこで次の熱海駅の到着も早くなり
熱海駅の発車も早くなります。ただし、三島でひかり511号とのぞみ169号を待ちあわせて、5分停まるので、
三島駅の発車時刻は、名古屋行きのこだまは24分で共通になります。

 そうすると、新大阪行きのこだまでも同じように発車時刻が一時間おきに変わる駅があるのではないか?
どうしても細かなことだけが気になる者としては気になります。
新大阪行きのこだまではそのようなことはありませんが、以前はありました。
2013/03/16改正のダイヤでは、
 こだま649号(新大阪行き) 掛川 12:40着 12:40発 
                浜松 12:51着 12:55発  
 こだま653号(新大阪行き) 掛川 13:40着 13:42発 
                浜松 13:53着 13:55発 

このように新大阪行きのひかりを掛川で待ち合わせるか浜松で待ち合わせるかで、一時間おきに発車時刻が変わっていました。
しかし、2014/03/15のダイヤ改正で、広島行きののぞみの東京~新大阪間が、2時間36分30秒から2時間33分15秒に短縮され、
新大阪行きのひかりも東京~新大阪間が、2時間57分00秒から2時間53分30秒に短縮された際、新大阪行きのこだまはどちらの
駅にも5分停まるようなかたちでダイヤ改正され、新大阪行きのこだまで発車時刻が一時間おきに変わる駅はなくなりました。

 その影響もあって、東京~新大阪間のこだまは、それまで、3時間53分30秒で走っていたのが、4時間3分15秒 かかるように
なりました。2013/03/16のダイヤでは、新大阪駅に50分15秒に到着していました。
53分30秒到着と56分45秒到着ののぞみがあるので、こだまが10分遅くなった理由は、新大阪行きのひかりを待ち合わせる駅が変わった
ことだけが関係するわけではないようです。ちなみにダイヤ改正の際は、主要な改正点が発表されますが、こだまが10分遅くなったことのついては
とくに発表されなかったようです。