列車ダイヤについて -- 2-6 品川~新横浜間と新横浜~品川間はどちらが速い?
2016年3月26日
品川~新横浜間と新横浜~品川間はどちらが速い?
まずこの文書の意味から説明します。
東海道新幹線の下り列車が品川駅を発車して新横浜駅に到着するまでの時間と、
上り列車が新横浜駅を発車して品川に到着するまでの時間はどちらが長いかという意味です。
特定の区間で下り列車と上り列車の速度を比較するわけではありません。
次に結論をいいますと10分か11分くらいでほぼ同じです。しかし、細かなことだけが気になって、(肝心なことが気にならないのが)ボクの悪いクセですから、
もう少しくわしく見ていきます。
まず下り列車です。ここでは早朝・深夜の特に速い列車は除いて考えます。
例えば、のぞみ221号の場合、品川発が、10時07分15秒 新横浜到着が、10時18分15秒 なので、11分00秒です。
その次のひかり467号の場合、品川発が、10時10分30秒 新横浜到着が、10時21分15秒 なので、10分45秒です。
この2本の列車の比較から何が言えるでしょうか。
この2本の列車に限れば、ひかりのほうがのぞみより速いといえますが、他の列車もみてみるとそのようなことはありません。
この2本の列車ともN700系ですが、700系のひかり463号も10分45秒です。しかし700系のほうがN700系より速いともいえません。
この差ってなんですかという観点でいろいろ見ていて、ひょっとしてこれではないかと思えるのが、
どちら側のホームを使うかということです。
品川駅で24番線から発車する列車は新横浜駅の3番線に到着します。どちらの駅も本線を使用します。
品川駅で23番線から発車する列車は新横浜駅の4番線に到着します。どちらの駅も副本線を使用します。
本線から発車して副本線に到着する列車は一部の回送列車ではあるかもしれませんが、基本的には
品川駅と新横浜で本線を使用する列車と副本線を使用する列車にわけられます。
本線を使用するか副本線を使用するかという観点で品川~新横浜間を10分45秒で走るか11分00秒で走るかを分けてみます。
例えば10時台に品川を発車する臨時列車も含めた14本の列車では、
本線を使用する列車が8本で、そのうち4本が10分45秒で走り、残りの4本が11分00秒で走ります。
副本線を使用する列車が6本で、そのうち1本が10分45秒で走り、残りの5本が11分00秒で走ります。
一応、副本線を使用するほうが分岐器を通る時の速度の制限があるから、15秒余計にかかる列車が多いといえるかもしれません。
あまりはっきりわかりませんが、はっきりわからないことはそのまま置いておいて、
次に下り列車と上り列車はどちらが速いかを見ていきます。
そこで11時台に品川に到着する臨時列車も含めた14本の列車について見てみると、
新横浜~品川間を
10分15秒で走るのが、のぞみ4号 1本です。
10分30秒で走るのが、ひかり512号 のぞみ2号 のぞみ308号 のぞみ310号 ひかり460号の5本です。
10分45秒で走るのが、のぞみ116号 のぞみ218号 のぞみ118号 のぞみ314号 ひかり120号の5本です。
110分00秒で走るのが、こだま636号 こだま638号 のぞみ312号 の3本です。
東海道新幹線の下り列車が品川駅を発車して新横浜駅に到着するまでの時間と、
上り列車が新横浜駅を発車して品川に到着するまでの時間はどちらが長いかという最初の疑問にたいする答えとして、
下り列車は、早朝・深夜を除いて、10分45秒か11分00秒で走るのにたいし、
上り列車は、10分15秒で走る列車、10分30秒で走る列車、10秒10分45秒で走る列車、11分00秒で走る列車などいろいろあるといえます。
それではいろいろな時間で走る上り列車にそれぞれどのような特徴があるのでしょうか?
10分15秒で走る、のぞみ4号 は11時33分15秒に東京駅の18番線に到着します。そして11時33分15秒に19番線からひかり511号が発車します。
また10分45秒で走る、のぞみ120号 は12時03分15秒に東京駅の17番線に到着します。そして12時03分15秒に15番線からひかり471号が発車します。
東京駅に入るところでは到着する上り電車と出発する下り電車が平面交差します。
そこで上り電車が到着しなければ、下り電車が出発できない上り列車は、絶対遅れて到着することがないようにあらかじめ
ダイヤの時間を長くとっておくのではないかという考えもありますが、こだま636号は東京駅の到着が、11時17分00秒で
その時刻に出発する列車はありません。この考えは間違えているようです。
結論として、
東海道新幹線の下り列車が品川駅を発車して新横浜駅に到着するまでの時間と、
上り列車が新横浜駅を発車して品川に到着するまでの時間はどちらが長いかという最初の疑問にたいする答えとして、
下り列車は、早朝・深夜を除いて、10分45秒か11分00秒で走るのにたいし、
上り列車は、10分15秒で走る列車、10分30秒で走る列車、10秒10分45秒で走る列車、11分00秒で走る列車などいろいろありますが、
なぜいろいろあるのかは、わからなかったと言えます。
これが結論といえるかどうかの判断は、このコラムを読まれる方におまかせします。