列車ダイヤについて -- 2-5 列車ダイヤは左右非対称? 新大阪駅 

                                       2016年3月26日 

  列車ダイヤは左右非対称? 新大阪駅   
 2015年3月14日のダイヤ改正から東海道新幹線の一部ののぞみで最高時速285km/hでの運転がはじまりました。
昼間の列車では、東京駅を10分30秒に発車して、新大阪駅に40分15秒に到着する博多行きののぞみと、
新大阪駅を3分15秒に発車して、東京駅に33分15秒に到着する博多発ののぞみが、最高時速285km/hになりました。

 どちらもほぼ2時間30分で走るので、ダイヤグラムではほとんど左右対称に見えます。
しかしよく見ると、左右非対称の部分があります。
新大阪駅での停車時間が下りは、40分15秒着で42分45秒発の2分30秒停車、
上りは、1分15秒着で3分15秒発の2分00秒停車です。停車時間が30秒異なります。

 なぜこのようになっているのか考えてみると、
下り列車は、はじめて東海道新幹線の区間で最高時速285km/hでの営業運転を行うので、ひょっとして遅れがでるかもしれない。
この遅れが山陽新幹線の区間に広がらないように、新大阪駅の停車時間に余裕をとっているのではないかと想像できます。
上り列車は、山陽新幹線の区間で最高時速300km/hで営業運転を行うことに変更はないので、新大阪駅の停車時間に余裕を
とる必要はありません。
 しかし、ダイヤグラムを眺めていると理由はそれだけではなさそうです。
新大阪駅の14時台付近のダイヤを、表示します 

 のぞみ27号は、東京発11時10分30秒発の博多行きで、新大阪到着が、13時40分15秒 新大阪発が13時42分45秒です。
新大阪発の13時42分45秒はさくら548号の新大阪到着時刻と完全に同じです。
さくら548号は新大阪駅終点で20番線に到着し、ホームで折り返して、13時59分15秒発のさくら559号となります。
新神戸駅方面から来た上り列車は、新大阪駅の新神戸駅方面にある4本の引き上げ線よりさらに新神戸駅側の地点で
下り線に入り、21番線から発車する下り列車と同じ線路をしばらく走って、20番線に到着します。
つまり、さくら548号が到着する前の何分間かは、下り列車は新大阪駅から発車できません。
そこで、 のぞみ27号の発車時刻が、13時42分45秒になっています。
 
 下り列車だけ2分30秒停車するのは、上りのさくらが到着するのを待っているからのようです。

 しかし、そうだとすると新大阪到着が、13時40分15秒でなければならない理由はありません。
13時40分45秒到着で、2分停車でも良いような気がします。
やはり、ひょっとして東海道新幹線の区間で遅れがでるかもしれないから停車時間を長くするという理由もあるのかもしれません。

 ところで、さくら548号は偶然13時42分45秒着だったわけではありません。
2014年3月15日改正のダイヤでは、さくら548号の新大阪到着は13時44分15秒でした。
そして13時59分15秒発のさくら559号で折り返していました。
のぞみ27号は、東京発11時10分30秒発の博多行きで、新大阪到着が、13時43分30秒 新大阪発が13時45分30秒で、
2分00秒停車でした。のぞみ26号も新大阪到着が、13時58分15秒 新大阪発が14時00分15秒で、2分00秒停車、また
終点の東京には16時33分15秒着でした。新大阪駅での停車時間について左右対称でした。

 それから、さくら548号の新大阪到着は13時44分15秒で、13時59分15秒発のさくら559号で折り返していましたから、
13時51分52.5秒(実際は13時51分45秒)で折り返すと列車ダイヤは左右対称でした。
しかし、2015年3月14日のダイヤ改正から新大阪到着だけが、1分30秒早くなったので、こちらも左右対称でなくなりました。

==> 以下の部分は、2018年7月10日 に追加しました。
 
 2018年3月17日のダイヤ改正以降に新大阪駅で観察したところ、
新大阪駅に40分15秒に到着する博多行きののぞみは、42分15秒発の2分00秒停車、
上りは、1分30秒着で3分30秒発の2分00秒停車となり、新大阪駅の停車時間も左右対称に戻っているようです。 
 
 ところで、2018年3月17日のダイヤ改正では、東京発8時40分30秒発ののぞみ211号が、3分速くなって、
東京〜新大阪間、2時間30分運転になりました。のぞみ211号(211A)というと、定期列車のようですが、
休日や休日以外でも時々運休する臨時列車です。
そして、のぞみ211号が走らない日のなかで、同じ時刻でのぞみ159号が運転される日があります。
のぞみ159号は広島行き(6159A)または博多行き(7159A)です。臨時列車ですが、常にN700系での運転です。 
新大阪には、11時10分15秒 に到着します。そして、2分45秒停車で、11時13分00秒 に発車します。

 新大阪に2分45秒停車するという点では、のぞみ64号も同じです。のぞみ64号は博多発東京行きの最終ののぞみで、
博多〜東京間を4時46分45秒で走りますが、他の列車より長く停まる駅もあるようです。

 また、新大阪駅での停車時間に関しては、のぞみ150号が3分30秒停車で、一番長いのではないかと思います。
のぞみ150号(6150A)は、広島発で、新大阪には、10時10分00秒着で、10時13分30秒発です。
通常、新大阪始発の臨時ののぞみが運転される時刻なので、11時13分30秒発のぞみ332号(9332A)などと、
出発時刻を揃えたのかもしれません。