列車ダイヤについて -- 2-29 3分15秒間隔から3分間隔になります。

                                      2019年12月15日  

 2-29 3分15秒間隔から3分間隔になります。   

 2019年12月13日に、JR各社から、2020年3月のダイヤ改正に関する発表がありました。
 JR東海の発表では、~「のぞみ12本ダイヤ」をスタートします!~ という副題がついており、
 「東京発「18分」「39分」の臨時「のぞみ」を増やしますなど、
 内容についてはくわしく説明されています。

  今回のコラムは、これを読んだ筆者の見解であり、内容には筆者の予測による部分もあります。

 1.東京駅の列車の発車間隔が、3分15秒間隔から3分間隔になりました。

 まず、驚いたのが12月13日に発表されたことです。12月20日だと思っていました。
 (筆者が知らなかっただけで、それほど驚くことではないのかもしれません。)

 次に驚いたのが、東京駅の列車の発車間隔が、3分15秒間隔から3分間隔になったことです。
 東京駅の列車の発車間隔が、3分15秒間隔から3分間隔になって、途中で一部の列車が遅くなるわけではないので、
 博多まで、列車の間隔が3分になるということだと思います。すべての区間で、一時間に20本列車がくるということでは
 ありません。
 「のぞみ10本ダイヤ」から「のぞみ12本ダイヤ」になるという話を最初に聞いたときは、
 3分15秒間隔を維持したまま、ごく一部の時間帯に営業列車を押し込むのかと思いました。

 しかし、実際は、下り・上りとも一日のうちの14時間の時間帯で「のぞみ12本ダイヤ」を可能にする
 大きなダイヤ改正でした。

 東京発「18分」「39分」の臨時「のぞみ」を増やすそうです。東京発「18分」は純粋に増えますが、
 「39分」は、現在の40分発が変更になって、42分が増えるのではないのと思いますが、
 実際は、現在の40分発が42分発に変更になって、「39分」が純粋に増えるようです。 

 東京駅について見てみると、6本あるホームを従来は、20分間隔で使用して、一時間で最大18本の列車を
 設定可能にするダイヤでしたが、今回は18分間隔で使用して、一時間で最大20本の列車を
 設定可能にするダイヤになりました。ホームでの車内清掃は、2019年10月からすでに2分短くなっているようです。
 2020年のダイヤ改正に備えているようです。

  57分に発車するこだまを、0分に発車するのぞみと3分に発車するひかりが小田原で追い越し、
 9分に発車するのぞみが三島で追い越すことになるのでしょう。そうなるとひかりとのぞみは6分間隔です。
 現在は7分15秒間隔なので、すべての列車がN700系になる効果は大きいと言えます。
  
  2020年のダイヤでは、のぞみ12本のうち、東京〜新大阪間を2時間27分で運転するものが6本
 2時間30分で運転するものが6本です。内訳は、
 定期列車で2時間27分で運転するものが1本、2時間30分で運転するものが3本です。 
 臨時列車で2時間27分で運転するものが5本、2時間30分で運転するものが3本です。

 臨時列車で2時間27分で運転するものの多さが際立ちます。臨時ののぞみが700系で運転されていたころは、
 臨時列車が遅いということが多かったのですが、これからは速い列車は臨時列車ということになるかもしれません。

 ひかりについては、現在は一本が2時間57分他の一本が2時間53分で運転されていますが、
 それぞれ2時間48分と2時間45分での運転になるかもしれません。
 
 現在、東京駅のホームを20分間隔で使用して、一時間で最大18本の列車を設定可能にするダイヤのうち、
 実際に営業列車に使用しているのは、15本です。三島行などのこだまを除くと、多くの時間帯では14本です。

 今回、18分間隔で使用して、一時間で最大20本の列車を設定可能にするダイヤのうち、
 実際に営業列車に使用しているのは、17本です。三島行などのこだまを除くと、多くの時間帯では16本です。

 これらの差の4本が気になります。今回のダイヤで言えば、6分発と36分発は、三島行とか回送列車など以外には
 使えそうにありませんが、15分発と45分発は将来設定されることがあるのでしょうか?
 一部の列車の出発が、安全確認などの理由で遅れた時、すべて3分間隔で抜けがないと、回復しないので、
 これらの4本は必ず必要なのかもしれません。
 正解はもちろんわかりませんが、2025年「大阪万博」などを考えると、リニア中央新幹線が開業するまでは、
 東海道新幹線の利用者数は増加しそうな勢いです。将来さらに東海道新幹線の運転本数が増えるのかどうかも楽しみです。


 2.山陽新幹線に直通するのぞみが最大6本以上運転可能な時間帯が増えました。

 現在は、山陽新幹線に直通するのぞみは最大5本という時間帯が多いですが、
 2020年からは、最大6本以上運転可能な時間帯が増えました。

 現在「のぞみ10本ダイヤ」では、最大5本、
「のぞみ12本ダイヤ」になると最大6本ということで、
 東京駅を出発するのぞみのうち、山陽新幹線に直通する列車の割合は意外と変わりません。

 利用している人の割合がほぼ一定で、それにあわせてダイヤが作成されているということかもしれません。

 どの列車が、山陽新幹線に直通するのぞみでどの列車がどの駅に停車するかはまだ正式には発表されていません。

 ただ、JR西日本発表の、「2020年春ダイヤ改正について」のなかの、新大阪駅の18時台の運転時刻(例)
 を参考にすると、定期列車は、東京駅発、9分30分と51分(広島行)の3本の列車、
 臨時列車は、東京駅発、12分21分42分の3本の列車が山陽新幹線に直通するようです。

 博多行の列車に限ると、42分から9分まで列車がありません。一時間に6本なら10分に一本というほど、
 ダイヤ作成は簡単ではないでしょうが、山陽新幹線の列車は本数が多いわりに間隔が開くことがあるというのは
 完全には解決しないようです。

 どののぞみが福山に停まるのかも、正式発表はまだです。
 現在は、10分(改正後は9分)発の列車が福山に停まります。13分発の列車が700系での運転を考慮しての
 ダイヤなので、可能ですが、改正後12分発の臨時列車は、東京〜新大阪間2時間27分運転なので、9分発の
 列車が福山に停まるのは不可能に思えます。
 定期列車が今まで停車していたのに停車しなくなるというのはめったにありません。
 地元の反対が多すぎてできないというのが実態のようです。利用する立場としては、
 自分が利用する駅に停車して、自分が利用する時間帯に列車があれば良いのですが、
 ダイヤを作る人はいろいろ考えないといけないのでしょう。

 可能性としては、改正後12分発の臨時列車が、姫路に停まるということが考えられます。
 これなら、改正後9分発の列車の福山停車は継続できますし、停車駅が増えてもめったに
 反対は起きません。自分が利用する駅以外には停車しないほうが良いのですが、
 表立って反対運動までするような人はめったにいません。

 
 いろいろ述べましたが、来年のダイヤの発表が楽しみです。