列車ダイヤについて -- 2-25 名古屋止まりのこだまについて その1
2019年4月20日
2-25 名古屋止まりのこだまについて その1
ホームの造りだけみていると、新横浜、名古屋、京都は似たような駅に見えます。
しかし、名古屋駅には新横浜、京都とは大きな違いがあります。それは、名古屋終点、名古屋始発のこだまが
およそ1時間に一回あるということです。
そして、駅の配線も大きく異なります。名古屋駅には引き上げ線があり、また名古屋車両所(日比津電留線)への回送線があります。
名古屋駅付近の線路の配線を示します。
名古屋駅付近の線路の配線を示します。
名古屋終点、名古屋始発のこだまが、およそ1時間に一回あることで、主に2つの点が新横浜、京都とは異なります。
1つ目は、終点になった列車は、車内点検などのためにしばらくホームに停まっていて、始発列車もしばらく前に入線
してくるため、その間は、反対側のホームしか使えないことです。2つ目は、次回のコラム(2-26)で述べます。
新横浜、名古屋、京都などの駅は、2面4線といわれる構造で、上り、下り各々ひとつのホームの両側に同じ方向の線路があり、
のぞみが3分間隔で運転される場合、まだ列車がホームに停まっているうちに、次の列車が隣のホームに入ってくることがあります。
終点になった列車が停まっているうちは、反対側のホームのみを使う必要があるため、列車の間隔を調整する必要があります。
まず、2018/03/17改正の名古屋駅付近のダイヤを示します。
まず、2018/03/17改正の名古屋駅付近のダイヤを示します。
15時15分着のこだま655号が名古屋止まりです。
15時29分初のこだま664号が名古屋始発です。
こだま655号は、車内点検等終了後、こだま664号の到着を待ちます。なぜなら、名古屋車両所(日比津電留線)への回送線
は単線のため、両方向の列車が同時に走行することはできません。
その間、こだま655号は16番線に停まっているので、
ひかり515号、のぞみ179号(359号)、のぞみ361号は17番線を使用します。15時31分発ののぞみ113号は
こだま655号が回送列車で出発した後、16番線を使用します。
次に、2019/03/16改正の名古屋駅付近のダイヤを示します。
次に、2019/03/16改正の名古屋駅付近のダイヤを示します。
15時09分着のこだま655号が名古屋止まりです。
15時34分初のこだま664号が名古屋始発です。
こだま655号が6分早くなり、こだま664号が6分遅くなったため、まず、655号の回送列車が発車します。
こだま655号が15時16分頃発車し、こだま664号が15時28分頃入線してくるので、12分の半分の
6分程名古屋駅から走れば、車両基地に到着する、少なくとも複線の場所に到着できるのだと思われます。
それまでの間、のぞみ37号と、ひかり515号が17番線を使用します。 15時21分発ののぞみ179号(359号)は
こだま655号が回送列車で出発した後、16番線を使用します。
2本の列車が、続けて同じホームを使うことは、新横浜や京都でもありますが、
3本の列車が続けて同じホームを使うことは、深夜・早朝など列車の間隔が十分あいている場合をのぞいては、
あまりありません。(全く無いかどうかは確認していません。)
しかも、ひかり515号は小田原停車なので、のぞみ37号と、ひかり515号は、東京出発時点では3分間隔ですが、
名古屋到着時は、5分間隔です。
東京〜名古屋間のこだまが6分速くなったのは、何が卵で何が鶏なのかはわかりませんが、
結果的に、名古屋駅のホームが終点・始発の列車に専有される時間が短くなり、
他の列車のダイヤの設定に余裕が生まれたと言えると思います。