列車ダイヤについて -- 2-13 みずほって本当に速いの?
2017年3月4日
みずほって本当に速いの?
2017年3月4日のダイヤ改正では、臨時のみずほ2往復を高い頻度で運転し、定期列車とあわせて
1日8往復程度運転されることが発表されています。(*JRグループダイヤ改正概要)
山陽新幹線の区間のみずほの指定席特急料金はのぞみと同額で、ひかり・さくら等より、
新大阪~博多間で通常期で、310円高くなっています。
それではみずほって本当に速いのでしょうか?
新大阪~博多~鹿児島中央間のみずほとさくらの下りのダイヤを、表示します
新大阪~博多~鹿児島中央間のみずほとさくらの上りのダイヤを、表示します
臨時を含めたすべてのみずほと代表的なさくらのダイヤを比べてみます。
全体的にみずほはやはり速いといえます。
新大阪~博多間に注目してみると、代表的なのぞみが、2時間28分で走っていることを考えると、
それより速いみずほもあるし全体的に十分速いといえます。むしろさくらが310円安くて指定席の普通車は4列シートで、
新大阪~博多間で6~7分遅いだけ(臨時のさくら等でもっと遅いさくらもあります。)というのはさくらのサービスが良いといえます。
しかしそれでも、臨時のみずほ617号やみずほ614号のようにさくらより遅い列車や、みずほ615号のように博多で7分も停まるのは
みずほとしてふさわしくないと言えます。
みずほで問題となるのは、ダイヤがバラバラということではないでしょうか。
例えば、下り列車の新大阪の発車時刻を見ても、52分59分9分20分35分でバラバラです。
どうしても細かなことだけが気になって、(肝心なことが気にならないのが)ボクの悪いクセですが、
実現可能性はとりあえず置いておいて、山陽新幹線のダイヤをスッキリさせるとしたら、次のような方法が考えられるのではないでしょうか。
みずほの専用の時刻を設定します。
現在は、さくらが1時間に2本走るかわりに、時間帯によりそのうち1本をみずほに置き換えているために、みずほのダイヤはバラバラで、そのために
待ち合わせるこだまのダイヤもバラバラになります。
東海道新幹線から直通している列車のダイヤが比較的パターン化されているのにたいし、山陽新幹線内だけを走っている列車の時刻がバラバラです。
まず、1時間に1本みずほを広島行きののぞみの前後に設定します。
これで、新大阪~博多間が、のぞみ2本、みずほ1本でおよそ20分間隔になります。
また、新大阪~鹿児島中央間もみずほ1本、さくら2本で3本になります。(出来れば20分間隔が理想です。)
続いて現在、新大阪~博多間で運転される時と、岡山~博多間で運転される時がある、こだまをすべて新大阪~博多間の運転にします。
これで、新大阪~岡山間は各駅停車が1時間に2本、岡山~博多間は1時間に1本になります。
現実的に、どの位列車が必要になるのかとか、新大阪駅での折り返しが可能かどうかについては検討していませんが、
そんなにたくさん列車を走らせても乗る人がいないということについては、列車が増えれば乗る人が増えるのではないかと思います。
はっきりした根拠はありませんが、
例えば、姫路から新大阪に行こうと思った時、のぞみなら30分 JR神戸線の新快速なら70分位です。
しかし今は、10:49ののぞみ10:54のさくら11:01のひかりが出発した後は、11:49ののぞみまで列車が無いというようになります。
もしこれがのぞみ1本さくら2本とひかり1本こだま1本がおよそ12分間隔で停まるようになれば、
少し高くてもとりえず新幹線で行こうということになるかもしれません。
姫路~岡山間も山陽本線なら1時間30分から2時間位かかるので、20分で着く新幹線が圧倒的に便利です。
しかも高速バスもほとんどありません。岡山~米子間のように在来線の特急が走るような区間は、高速バスがあって
特急より安くて時間もあまり変わらないといってよく話題になるのですが、快速電車で1時間30分位かかるような区間は、
中心市街地から、インターチェンジまでの時間がネックになって意外と高速バスのメリットが活かせない区間があります。
その場合新幹線は圧倒的に速いです。
山陽新幹線をパターン化したダイヤにして、15分・20分間隔で列車が来るようにすれば、
乗客が増える区間がたくさんあるのではないでしょうか。