列車ダイヤについて -- 2-11 こだまはなぜ東京駅に39分も停まっているの?

                                                                       2017年3月4日

2-11 こだまはなぜ東京駅に39分も停まっているの? 
 
 東海道新幹線の東京駅は、ホームが3つあって、6線分の列車が発着できます。(14番線から19番線までです。)
ひとつのホームに列車が到着すると、3分程でお客さんが降りて、10分程で車内の清掃が行われ、3分程でお客さんが乗り込んで、
到着から17分弱で発車してゆきます。
車内の清掃を7分で行う、7 minitues storyが有名ですが、あれは同じ東京駅でも東北・北陸・上越新幹線のホームで、12分で折り返す列車が
あるので、車内の清掃を7分で行っており、東海道新幹線のホームでは10分程で清掃をおこなっているようです。

 そして、列車が発車すると、その同じホームに3分15秒後に列車が到着します。
ひとつのホームについて見ると、3分15秒空いていたら、列車が到着して、17分弱すると発車してゆく、すなわち20分毎に列車が
発車してゆきます。
 例えば、18時台の16番線に注目すると、
 17時53分30秒に のぞみ132号が到着し、折り返して 18時10分30秒発 のぞみ57号になります。
 18時13分45秒に のぞみ32号が到着し、  折り返して 18時30分00秒発 のぞみ123号になります。
 18時33分15秒に のぞみ34号が到着し、 折り返して 18時50分15秒発 のぞみ59号になります。

 しかしすべての列車が20分毎に発車していゆくわけではなく、もっと長く停まっている列車があります。
例えば13時26分45秒発のこだま659号名古屋行きは、2016年のダイヤでは、
13時00分00秒に1736列車として大井車両基地から回送で到着していました。

 なぜ折り返しではなく回送列車で到着するのかというと、こだま659号名古屋行きが700系で、
13時10分30秒着のひかり516号がN700系だからです。
同じ理由で、16時33分15秒発のひかり521号新大阪行きも回送で到着します。(こだま656号が700系で、ひかり521号がN700系です。)

 そして、なぜ13時00分00秒に1736列車として大井車両基地から回送で到着して26分もホームに停まっているのかは、
13時03分15秒から13時20分15秒までのすべての到着枠がうまっていたからのようです。
(13時07分00秒には、のぞみ175号の運転がある時回送列車の到着がありました。)
  
 2017年3月4日のダイヤ改正では、どのようになるのかと思っていたところ、
もっと長くなって、39分間17番ホームに停まっていることになりました。
 2017年3月4日のダイヤでは、12時47分00秒に新大阪から到着した、こだま642号が車内清掃を含めて39分停まっていて、
折り返し、こだま659号名古屋行きになります。

 このように40分程、他の列車の2倍位ホームに停まっている列車が、2017年のダイヤでは増えています。

 通常の、17分弱で折り返すパターンでは、
40分到着の、岡山からのひかりが、56分発の、新大阪行きのこだまになり、
10分到着の、新大阪からのひかりが、26分発の、名古屋行きのこだまになります。

 しかし、2017年のダイヤでは、ひかりがすべてN700系になったため、
17分到着の、名古屋からのこだまが、56分発の、新大阪行きのこだまになり、
47分到着の、新大阪からのこだまが、26分発の、名古屋行きのこだまになる列車がかなりあります。

 また、40分到着の、岡山からのひかりが、03分発の、岡山行きのひかりになる列車もかなりあります。

 すでに記述したように、ひとつのホームについて見ると、3分15秒空いていたら、列車が到着して、17分弱すると発車してゆく、すなわち20分毎に列車が
発車してゆくとすると、6線分のホームがあると、1時間で、18本の列車が折り返すことができます。
 実際営業列車は最大で、14本まで運転されますから、少し長く40分位停まっている列車があっても問題は起きないのだと思います。
もし40分停まっていないことにすると、替わりに下りの回送列車が1本、上りの回送列車が1本増えることになるので、
ホームに40分停まっているほうが、効率が良いという判断になったのではないかと思います。